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天久鷹央の推理カルテV 神秘のセラピスト

知念実希人(著)
「確率なんでどうでもいいんです。治るか治らないか、二つに一つなの。」
と、医師が治療の説明をするときに確率で説明し、拒否される場面があった。
このセリフを読んだ時に、新型コロナワクチンをめぐる騒動との共通点を感じた。

医師は、患者に治療の選択をさせるときに確率を用いる。
科学的にはそれが正しいし、訴訟対策としても正しいのだが、理解してもらえないこともある。
数学教育が足りてないのかもしれないし、そもそも確率自体が分かりにくい概念なのかもしれない。

あと、「鷹央は超人的な頭脳と引き換えに、人の気持ちを読み取ったり、他人の立場になって物事を考えたりすることが苦手だ」と書かれていて、研究者に多いタイプだなと思った。

Karte.01は2月中旬から、Karte.02以降は幻影の手術室の1週間後から話が始まるので、4月の話と推察される。

天久鷹央の推理カルテV: 神秘のセラピスト (新潮文庫nex)

天久鷹央の推理カルテV: 神秘のセラピスト (新潮文庫nex)

  • 作者: 実希人, 知念
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: 文庫



2021-07-24 14:45  nice!(1)  コメント(0) 
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