海を渡った故郷の味 新装版
難民支援協会(編著)
日本にいる難民の方々に聞いたというレシピ集である。
アフリカ、中東、アジアの国々の料理が紹介されていて、どの料理も見るからに美味しそう。
本の最後の方に難民の方々の話が載っている。
海を渡った故郷の味 新装版 Flavours Without Borders new edition
- 作者: 認定NPO法人 難民支援協会
- 出版社/メーカー: トゥーヴァージンズ
- 発売日: 2020/02/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
海を渡った故郷の味 新装版 Flavours Without Borders new edition【電子版】 (TWO VIRGINS)
- 作者: 認定NPO法人 難民支援協会
- 出版社/メーカー: トゥーヴァージンズ
- 発売日: 2020/06/10
- メディア: Kindle版
神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶
知念実希人(著)
「神酒クリニックで乾杯を」の3ヶ月後の話である。
淡雪の記憶も面白かったが、残念ながら、エピローグを読むとこれで終わりのようである。
夕月医師に結婚の意思があったことに驚いた。
彼女がどのような相手を選ぶのか読んでみたかったと思う。
淡雪の記憶の主人公は、天久翼医師だったのかなと思う。
この本を読んだら、久しぶりにココアを飲みたくなった。
神酒クリニックで乾杯を
知念実希人(著)
「天久鷹央&天久翼 兄妹の日常カルテ」を読んで興味を持って読んでみた。
https://note.com/mikitochinen/n/nb8e403af66b9?magazine_key=mdbac32eb8f2c
著者らしい、医療と格闘と可愛いナースが登場する推理小説であった。
一冊で話がよくまとまっており、そうきたのかという面白さがある。
こういう本は、一度読み終わってから、もう一度読んで楽しめる。
「天久鷹央&天久翼 兄妹の日常カルテ」に「相棒」という単語がでてくる。
天久鷹央の推理カルテ III のエピローグで、桑田清司医師が「俺が見たところ、天久先生もお前に頼っているところがある感じだ。お前たち、本当に良いコンビだよ」と言っているので、これが「相棒」という言葉の定義なのだろう。
たしかに、天久鷹央シリーズのタカタカコンビは、一方的ではなく、お互いに面倒を見合っているところがある。
天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/05/28
- メディア: 文庫
誘拐遊戯
知念実希人(著)
『あなたのための誘拐』を改題・改稿したものだそうである。
末期癌の元刑事を主人公にした、ミステリー小説である。
末期癌の残り少ない時間をいかに生きるかという意味では「優しい死神の飼い方」に近いものを感じる。
著者のデビュー作である「レゾン・デートル」もそうであった。
著者ならではの命の対する考えが込められているのだろう。
MAO
高橋留美子(著)
舞台は大正時代だが、平安時代からの生き残りの陰陽師と現代の女子中学生(途中から高校生)がヒーローとヒロインである。
妖(あやかし)がいっぱい出てくる犬夜叉系の話。
ヒロインが歳をとるのも犬夜叉と一緒。
犬夜叉と比べて、行き当たりばったり感は無い。
伏線をどのように回収していくのかが楽しみな漫画である。
犬夜叉 コミック 1-30巻セット (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: 高橋 留美子著
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/06/18
- メディア: コミック
神のダイスを見上げて
知念実希人(著)
人類が滅びるかもしれないという状況下でのミステリー小説である。
極限環境における社会の混乱により警察機構は壊れかけていたが、自衛隊と、水道、電気、携帯電話業界は普通にサービスを提供し続けているようであった。
そのような環境下で、事実を見つけて審判の時を迎えようとする高校生の姿が書かれている。