白銀の逃亡者
知念実希人(著)
2016年に刊行された小説で、致死率95%のウイルスの流行が終息した世界が舞台になっている。
ウイルスに感染しても生き残ると瞳が白銀の異能力者になるという設定である。
感染症、感染者への偏見と差別、(ポピュリズム)政治など重いテーマの小説であるが、純也と悠の「ガキ」「ロリコン」というやりとりが印象に残った。
悠とのそんなやり取りを通して、純也は失っていた人間性を取り戻した。
あと数年経ったら、純也は毛利に一発殴られるのだろうと想像している。
2024-01-21 16:51
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