屋上のテロリスト
知念実希人(著)
第二次大戦後に東西に分割された日本で、高校生テロリストが活躍する小説である。
ミステリ小説ではないのだろうが、ミステリ的手法でテロリストの手の内があかされていくさまが著者らしい。
彰人の死に対する考え方はわからなくもない。
高校生ぐらいだと、ちょうどそのような感覚になる時期だと思う。
彰人を含めた登場人物達がおのおのの壁を乗り越えていく話でもある。
宮内卿の説明で、西日本軍の最高司令官と書かれているところは、東日本軍の誤植だろうと思う。
2024-01-28 12:17
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