冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行
ジム・ロジャーズ(著)
バイクの写真が目に留まり、「オンロード(舗装路用)バイクで世界一周?」と思ったのが、この本を購入したきっかけである。
読んでみると、さすがにオンロードバイクで悪路を走るのは大変だったようだが、根性と財力で乗り切ったようである。
バイクで世界を回って、彼の視点でその国を判断し、売りか買いかを述べている。
このように書いてしまうと、金の亡者のような、味気ないような印象を受けるかもしれないが、とにかく「熱い」のである。
どうやら自分は、筆者が例えるところの、詩人か坊主に類する人間のようで、お金はおろか、経済というもの自体にも全く興味を持てなかった。しかし、この本を読んだら、妙に経済に興味がでてきた。そんな自分にびっくりてしている。
興味深いと思った文を引用する。
マルクスはひとつだけ正しいことを言った。金はすべての根本である。もし金について理解すれば、ほとんどすべての政治的状況を理解できる、と。
冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: ジム・ロジャーズ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2004/03/02
- メディア: 文庫
2008-04-05 11:50
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コメント(1)
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なるほど興味深いですな。
かんしん君も言ってましたよ。
分からない時は何でもお金に換算してみるとクリアになるって
by のりっく (2008-04-06 00:12)