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荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで

伊藤俊一 (著)
公地公民と班田制の限界から土地の私有を認める墾田永年私財法が作られ、荘園が起こり、変遷を重ねて、消滅するまでをコンパクトにまとめた本である。
当時の気温や降水量のグラフも掲載されているのが興味深い。

ジム・ロジャーズ曰く
> マルクスはひとつだけ正しいことを言った。金はすべての根本である。もし金について理解すれば、ほとんどすべての政治的状況を理解できる、と。
https://hal-golf.blog.ss-blog.jp/2008-04-05-1
だそうである。

荘園=金の源なわけで、この本を読むと、日本の中世における歴史イベントに対する理解も深まる。

荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書 2662)

荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書 2662)

  • 作者: 伊藤 俊一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/09/17
  • メディア: 新書



2023-02-05 10:25  nice!(1)  コメント(0) 
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