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<武家の王>足利氏 戦国大名と足利的秩序

谷口雄太(著)
戦国時代になっても足利氏が将軍が存在した理由について、「共通価値」から考察したものである。

儀礼を通して日本中の武士に、足利氏を頂点とする秩序意識・序列認識(足利的秩序)を浸透させた。
それが武家社会の共通価値となっていた。
得川(徳川)も足利一門の名字である。
やがて足利の血統の価値が低下して、足利義昭を最後に足利将軍が消えた。

弱肉強食の時代に「共通価値」でそれなりの秩序を保っていたのである。

〈武家の王〉足利氏 (歴史文化ライブラリー 525)

〈武家の王〉足利氏 (歴史文化ライブラリー 525)

  • 作者: 谷口 雄太
  • 出版社/メーカー: 吉川弘文館
  • 発売日: 2021/05/17
  • メディア: 単行本



2023-10-22 15:45  nice!(1)  コメント(0) 
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