<武家の王>足利氏 戦国大名と足利的秩序
谷口雄太(著)
戦国時代になっても足利氏が将軍が存在した理由について、「共通価値」から考察したものである。
儀礼を通して日本中の武士に、足利氏を頂点とする秩序意識・序列認識(足利的秩序)を浸透させた。
それが武家社会の共通価値となっていた。
得川(徳川)も足利一門の名字である。
やがて足利の血統の価値が低下して、足利義昭を最後に足利将軍が消えた。
弱肉強食の時代に「共通価値」でそれなりの秩序を保っていたのである。
2023-10-22 15:45
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