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銀河鉄道の父

門井慶喜(著)
宮沢政次郎から見た賢治を書いた小説である。
政次郎は商売を成功させたが、賢治という病気がちな息子を持ち、賢治を含む二人の子供に先立たれた人物である。
悩み迷いながら我が子を育てていく、父の姿が書かれていた。

賢治は盛岡中学(現在の盛岡一高)でおそらく挫折し、その後の人生で苦労した。
政次郎はそんな賢治の理解者でもあったようである。

賢治は「雨ニモマケズ」を死の床で書いたそうで、丈夫な体になりたいという思いが込められているのだと気づいた。

銀河鉄道の父 (講談社文庫)

銀河鉄道の父 (講談社文庫)

  • 作者: 門井慶喜
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/04/15
  • メディア: Kindle版



銀河鉄道の父 (講談社文庫)

銀河鉄道の父 (講談社文庫)

  • 作者: 門井 慶喜
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/04/15
  • メディア: 文庫



2023-05-21 17:16  nice!(1)  コメント(0) 
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